毎年、何かの列車が廃止され、何かの列車が新登場するなど、どんな風に列車が走るのかが楽しみなものです。

去年は愛知に住んでおり、JR東海は毎年ほとんど変わらないので楽しみが少ないのですが、今は長野県民。

特に今のJR東日本の長野エリアは過渡期で変化が大きいので、今年は特に楽しみの発表になりました。

なお、概要は↓のURLに貼っておきます
http://www.jreast.co.jp/nagano/pdf/181214-01.pdf

それでは一個ずつ見ていきたいと思います

・あずさ号が全て新型に
これは前々からわかっていました。
去年の発表の時点で2019年3月からだと決まりきった未来でした。
乗る側とすれば、全席コンセント付きになり乗りやすくなるのですが、撮る側としてはバリエーションが減るので悲しいです。
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・スーパーあずさ号を廃止し、全てがあずさ号に
これも上記と同じくです。
これまではスーパーあずさ、あずさと車両を変えていたので、速度や時間に差があったのですが、全て統一車両になるので、差別化する理由がありません。

・あずさ号全席指定化
これもまた同じく
常磐線を走っている特急ひたち、ときわ号が先行例でしたので、わかっていた未来です。

自由席料金からは値上げですが、指定席料金は下がっています。
また、「あずさ回数券」が廃止されますが、おそらく同額付近で「えきねっと」から指定券が買えるようになると思うので、使いこなすことが出来る人はあまり変わらないのですが、一部の人しか恩恵が受けられないのでは？とも思います。

・あずさ号の停車駅見直し
今回の発表で一番のびっくりです。
おそらく現行ダイヤの維持で、少し変えるのかと思いきや大幅に変わりました。

1、上諏訪駅を通過するあずさの登場。
列車の売り文句「○○駅へ最速■時間××分！」
よくあるものですが最速ラップを叩き出すための列車。
例え、最速と次点の列車が1時間の差があろうと最速は最速で、看板にすることが出来ます。

そんな「最速のあずさ」は上諏訪駅を通過するようになります。

僕が知る限りでは上諏訪駅を通過するあずさは今回が初ではないでしょうか？
ちなみにあずさが辰野経由していた時代も、全列車が上諏訪駅に停車していました。

2、下諏訪駅停車あずさ大幅削減、塩尻、岡谷も･･･。
驚きです。
まさかの現在15本前後もあずさが停まる下諏訪駅が3月から4本しか停まらなくなります。
さらに下諏訪駅ほどではないですが、岡谷駅、塩尻駅を通過するあずさが数本増えています･･･。

と行っても昔のダイヤ(辰野経由時代)に戻るといった印象が強いです。

これは諏訪地域含め衰退の一歩になってしまうのでは･･･。

過去の辰野のように･･･。

もしも未だに塩嶺トンネルが開通せず、あずさが辰野経由だったとしても、今回のダイヤ改正ではほとんど停まらなくなっていたのでは･･･。

諏訪地域ですら飛ばし始めるなんて･･･。
大丈夫なのか？

少し思うにこれは高速バスへの敗北宣言なようにも感じます

・おはようライナー廃止
これまで、長野県内で唯一の国鉄型特急が走っていた「おはようライナー」

塩尻→長野で平日の1本走っていますが、今回で廃止のようです。
これでおそらく国鉄型特急が長野から消えてしまうとなると切ないです。

・快速あずさ廃止
松本駅～長野駅間で「快速列車」としてあずさの特急型車両を使った乗り得列車が今回のダイヤ改正で廃止です。

特急列車車両にはしっかり特急料金を払えというようです。
全てが新型で、コンセントも付いた車両になるので、普通の通勤型列車との差がありすぎるのであたり前ではありますが･･･。

今回のダイヤ改正は、長野県の鉄道ファンでは残念なニュースが多い中、諏訪、更には塩尻や伊那エリアにもショックの大きいニュースとなりました。

ダラダラ語りましたが、2018年3月からは覚悟が必要なようです。